こんばんは。弁護士の宮本です。
人権大会も終了し,仙台に戻ってきました。
帰ってきてもう暫く経つのですが,その間にいろいろ有りまして先週はラジオにも出演してまいりました。
Radikoのタイムフリー機能が切れるタイミングでお知らせするあたり,恥ずかしさが全面に出ているということでお許しください。
さて,昨日は大変なニュースが有りました。
弁護士が犯人隠避で逮捕されたとのことのようです。正確には,「犯人隠避教唆」ですので,「犯人を匿うように供述する」ことを教唆した,ということになりますでしょうか。
報道でしか内容を把握していませんが,無免許運転で事故を起こした人(A)に,「無免許であることを知りながら」車を貸した人(B)がいて,このBに罪を逃れさせるために,Aに対して「Bから借りたのではなく,勝手に乗った」と供述させたようです。
前提として,無免許であることを知りながら,無免許の人に車を貸した場合,無免許運転幇助として刑罰の対象になります(道路交通法117条の2の2第2号)。
今回,BはAが無免許であること知りながら車を貸したようで,本来は上記刑罰に問われることとなります。
これを回避するために,Aが勝手に乗った,というように証言させた,ということなんでしょうかね。
刑事弁護をする場合,いつもこのような危険(犯人隠避や証拠隠滅など)はありますので,気をつけながらしていく必要があります。
本件は,刑事弁護としてのAの依頼に基づくものではなく,Bの依頼に基づいて行動していたのがミソなのかな,とも思いました。
さて,タイトルはズールー語で「戦士」を意味する単語です。
Civ5では長槍の代替でめちゃめちゃ強かった気がするのですが,ほとんど誰も知らない,という点では滑った感じが否めないですね。
それでは。