こんばんは。
弁護士の宮本です。
さて,以前も書きましたが,東北に住むものとして,今日という日は特別な一日です。
今日は東日本大震災から10年の節目の日でした。
今日の業務としては,日本ADR協会の研修にスピーカーで出演してました。
丁度14時46分のころは報告の準備をしていた頃でしょうか。
仙台会では東日本大震災に起因する紛争に対応するため,「震災ADR」を立ち上げましたが,この震災ADRはその後の災害にも対応するため「災害ADR」として整備されました。
今回のコロナ禍も災害と捉え,災害ADRを運用しています。
震災のあった日に,災害ADRを含むADRについて報告できたことは,何かしらの奇妙な縁めいたものを感じますね。
震災関係では,震災特例法が今月末で期限を迎え,宮城県内に開設された法テラスの臨時出張所も閉所し,震災相談も終了します。
10年,というのは一つの区切りではありますが,私達の日常は連綿と続いており,被災者の被災生活も終わるわけではないと思います。
また,被災ということをどのように教訓にし,それをより良いものにしていくか,ということもまだまだあるものと思います。
一息ついたら,また,頑張ろうと思います。
皆様にも穏やかな明日が訪れますよう。
なお,言わずもがなと思いますが,タイトルは震災復興のために作られた楽曲の名前です。
私は原田直之さんのパートが一番好きです。
それでは。
宮本