こんばんは
弁護士の宮本です。
いろいろなところでIT化が進んでおりまして,民事裁判もその一つです。
以前も書きましたが,今民事裁判はIT化のフェーズ1ということで,双方に弁護士がついている事件についてはオンラインで期日に参加することが進められています。
今後,フェーズ2,3と進むのですが,その先取りとして今月(2023年1月)から,仙台地裁では「民事裁判書類電子提出システム」の利用が始まることとなってます。略称は「mints(ミンツ)」です。何やら涼しげです。
このシステムは,今まで裁判所に提出していた主張に関する書面や証拠を,オンラインで提出できるようにするものです。
これまで書面や証拠は裁判所に書面を提出するか,FAXで送信していました。FAXですよ,FAX。マーティーにも馬鹿にされますよ。
オンラインで提出できることで,解像度を保ったまま証拠の確認ができるようになりますし,提出はオンラインで提出の確認ができるようになりました。
現在のところ,利用できるのは訴訟代理人として弁護士がついている事件のみで,かつ,相手方代理人も利用に同意した場合に限られています。利用範囲はまだまだ限定的ですが,今後は拡大される予定になるでしょうね。
今後その他の点も含めてIT化は進むでしょうし,我々弁護士もこのような時代の変化に合わせていかないといけないのだと思います。
今,弁護士会業務のIT化も進めているところで,いろいろな知見が必要になるなぁ,と思う次第です。
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それでは
宮本