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どんどん焼

こんばんは。2019年の初投稿です。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて,日付が変わって昨日ですが,仙台では大崎八幡神社で松焚(まつたき)祭というお祭りがありました。

これは別に大崎八幡神社に限ったことではなく,仙台では多くの神社(神社だけでもありませんが)で,正月飾りなどを集めて焼くという「どんと祭」が行われています。

昨年は縁あって裸参りをしたのですが,今年は普通に参拝し,事務所に飾ってあった正月飾りを御神火にくべて来ました。

裸参りは白装束に男性は上半身裸,鉢巻をして鐘を打ち鳴らすというスタイルでお参りするのですが,口には紙を咥えていますので,話すこともできません。

昨年は心底冷えて,終わったあとのお風呂の中でも寒がっていましたが,今年は風も弱く,比較的暖かい中でのどんと祭だったな,という印象でした。

また,今年は祝日にも重なったので,例年より参拝する人の数は増えたようでした。

どんと祭も終わると正月気分も終わりになるような気がします。今年も気を引き締めて,諸々進めていきたいと思います。

なお,茨城育ちの私からすると,「どんと」という響きを聞くと,タイトルのお菓子を思い浮かべてしまいます。

しばらく食べてないな,と懐かしがりつつ。

 

宮本

 

一陽来復

こんばんは。

弁護士の宮本です。

本年の営業も昨日を持って終了し,無事に仕事を納めて参りました。

色々あった一年でしたが,皆様のお力添えのおかげでなんとか一年乗り切ることができました。厚く感謝申し上げます。

新年(2019年)は,1月4日からまったり営業いたします。

新年も倍旧のご厚誼をいただけますよう,お願い致します。

それでは。

宮本

Under the Iron Sea

こんばんは。弁護士の宮本です。

1か月近く更新をサボってしまいました。反省しきりです。季節も師走になりまして,今年も残すところあと10日ちょっとになりました。

来週少し人前でお話する機会を得たので,どんなテーマがいいかを相談したのですが,「今年を締めくくるテーマ」ということで,「ハラスメント」について話すことになりそうです。
昨年はいわゆる「Me Too」運動が話題となりましたが,今年も結構ハラスメントに関する話題,ニュースが有りました。

例えば,麻生財務大臣が「セクハラ罪はない」と発言したり,スポーツ界でのパワハラは,レスリング,ボクシング,アメリカンフットボールと,様々なところで確認されました。直近では,「カスハラ(カスタマーハラスメント)」なんて言葉が話題に登ったりしています。

ハラスメントはいわゆる「嫌がらせ」なのですが,基本的に行為者を基準に考えるのではなく,不快な思いをした「受け手」から考えるべきものです。
ですので,行為者にそのような(=嫌がらせをする)意図がないとしても,受け手側が不快な思いをしたり,ストレスを感じたりするのであれば,ハラスメントに該当します。スモークハラスメントやスメルハラスメント(ハラスメントの種類もたくさんありますよね)というものは,まさに行為者(喫煙をされる方や強い匂いをつけた方)は,別に他者に嫌がらせをしようと思ってるのではなく,単に自分のしたいようにしただけかもしれません。

価値観が多様化するということは,他者は自分と同じ価値観を共有していない可能性がある,ということを承認することだと思っています。自分が好きな匂いも,他者にとっては不快かもしれない。そのことを理解し,他者の価値観を尊重することが,ハラスメントを防止する一番のポイントなのかもしれませんね。
ちなみにタイトルはKEANEというバンドのアルバムです。非常に綺麗なメロディを作るバンドで,私は洋楽でメロディセンスを競わせたら一番だと思っています。無論,そう思わない人がいるってこともわかってますけどね。
それでは

宮本

せめて,人間らしく

こんばんは。弁護士の宮本です。

狙い過ぎなタイトルで恐縮です。22話ですね。

今日も判例のご紹介を。

先日,最高裁で判決のあった最三小判平成30年11月6日の事件を。

この事件,原告は市のゴミ収集車の運転士なのですが,勤務中にコンビニエンスストアの従業員にセクハラをした,として懲戒処分になった事件です。

事件自体は原告が市から受けた「停職6か月」の処分が重すぎる,として,処分の取消しを求めた事件です。

この事件,一審の地裁も,二審の高裁も,いずれも原告の請求を認め,「市の処分は重すぎる」として,処分を取り消しています。

その上で市が上告したところ,①原判決破棄,②一審判決取消し,③原告の請求棄却と,全く逆の結論を出しています。

この事件,処分の直接の原因となる事実は,「勤務時間中に立ち寄ったコンビニエンスストアにおいて,そこで働く女性従業員の手を握って店内を歩行し,当該従業員の手を自らの下半身に接触させようとする行動をとった。」ということです。

そもそも,判決でも認定されている通り,この行為自体でも迷惑防止条例に違反する犯罪行為です。

他方,二審までの判断では,この迷惑防止条例違反行為について,「店や被害者側が積極的に処罰を望んでいない」という点を原告に有利に解釈し,処分は重すぎる,という結論の理由にしてます。

しかし,強制わいせつが以前は親告罪であったように,処罰を求めるかどうか,ということについては単に加害者の宥恕(=許す,と言う意味です)だけにとどまらず,表立ってスティグマにしたくないなど,様々な理由があると思います。

その意味で最高裁の判決では,処分を求めない理由について「事情聴取の負担や本件店舗の営業への悪影響等を懸念したことによるものとも解される。」ということを認定しており,すとんと納得できたところでした。

地裁の判決を読むと,処分の直接の原因となる事実以外の事由も結構認定されていますが,私としてはこれら処分の直接の原因となる事実だけでもアウトである気がしますけどね,

少し真面目な話になってしまいました。

それでは

 

宮本

Poison

こんばんは。深夜の更新で失礼いたします。弁護士の宮本です。

本日は南三陸に行ってまいりました。行くたびに道が変わるので,風来のシレンもびっくりですね。

さて,今日も裁判例を一つご紹介します。非常に有名なものなので,テレビ報道でご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まず事件記号が特殊。最高裁判所平成30年(分)第1号です。前にご紹介したとおり,事件記号の最後の数字は今年に入って何件目かというもので,お気づきのとおり今年初。

といいますか,最高裁の事件としては平成13年以来みたいですね。漏れていたらすみません。

(分)で表される事件は裁判官の分限裁判です。分限裁判は,法律を学んだことのある方には,「寺西判事補事件」で聞き覚えのあるものかもしれません。ちなみに寺西判事補は事件当時仙台地裁の所属です。本件では,東京高等裁判所の岡口基一判事がツイッターで不適切なつぶやきをしたとして,戒告の処分うけたものです。

岡口判事は以前から著名な方でして,我々法曹が愛用する「要件事実マニュアル」という本(今では全5巻)の著者です。また,ツイッターを開設し,頻繁につぶやきを投稿する方としても有名です。

本件では,岡口判事が裁判の内容についてツイートしたことが裁判所法49条の「品位を辱める行状」に当たるとされました。裁判の全文は公開されていますので,ぜひ見てみてください

もっとも,事件を担当した裁判官ならいざ知らず,いくら裁判官だからといって,自分の担当していない裁判に関する感想を書いたら,「裁判の公正中立を害する」とされては溜まったものではないと思っています。

いみじくも補足意見では裁判官の表現の自由についても触れていますが,最終的には「節度あるいは限度」という有り体に言えば自重しろという感じでまとめており,表現の自由に関する曖昧な制約にしかなっていない気がします。

SNSなどによって誰もが受信者だけではなく発信者になれるようになり,多様な意見が出てくる反面,発信に関しては過度に不寛容な流れになっているような気がしています。

言いたいことも言えないこんな世の中,ってことで。

お後がよろしいようで。

宮本

Inpi

こんばんは。弁護士の宮本です。

人権大会も終了し,仙台に戻ってきました。

帰ってきてもう暫く経つのですが,その間にいろいろ有りまして先週はラジオにも出演してまいりました。

Radikoのタイムフリー機能が切れるタイミングでお知らせするあたり,恥ずかしさが全面に出ているということでお許しください。

さて,昨日は大変なニュースが有りました。

弁護士が犯人隠避で逮捕されたとのことのようです。正確には,「犯人隠避教唆」ですので,「犯人を匿うように供述する」ことを教唆した,ということになりますでしょうか。

報道でしか内容を把握していませんが,無免許運転で事故を起こした人(A)に,「無免許であることを知りながら」車を貸した人(B)がいて,このBに罪を逃れさせるために,Aに対して「Bから借りたのではなく,勝手に乗った」と供述させたようです。

前提として,無免許であることを知りながら,無免許の人に車を貸した場合,無免許運転幇助として刑罰の対象になります(道路交通法117条の2の2第2号)。

今回,BはAが無免許であること知りながら車を貸したようで,本来は上記刑罰に問われることとなります。

これを回避するために,Aが勝手に乗った,というように証言させた,ということなんでしょうかね。

刑事弁護をする場合,いつもこのような危険(犯人隠避や証拠隠滅など)はありますので,気をつけながらしていく必要があります。

本件は,刑事弁護としてのAの依頼に基づくものではなく,Bの依頼に基づいて行動していたのがミソなのかな,とも思いました。

さて,タイトルはズールー語で「戦士」を意味する単語です。

Civ5では長槍の代替でめちゃめちゃ強かった気がするのですが,ほとんど誰も知らない,という点では滑った感じが否めないですね。

それでは。

Blue Forest

こんばんは。弁護士の宮本です。

日弁連には大きなイベントが2つありまして,「定期総会」と「人権大会」がそれに当たります。

今日はそのうちの1つ「人権大会」で青森に来ています。

今回の人権大会は青森で開催されており,今日が3分科会があるシンポジウムが,明日が人権大会本番です。

今日は宣言案にも関わりましたので,第3分科会のシンポジウムに出席してました。

「若者の貧困」がテーマですが,非常に興味深い議論でした。

午前中は八甲田大岳にも登ってきたので,充実した一日でした。

明日も楽しみです。

みちびき

こんばんは。弁護士の宮本です。

今日も少し法律の話です。

先日,福岡高裁で出たストーカー規制法に関する上告を,最高裁が棄却しました。

これだけだと「なんのこっちゃ」ということになりますので,少し解説しますと,「GPSを利用した位置情報の把握などが,ストーカー規制法に言う『見張り』に該当する」としたものです。

ストーカー規制法はつきまとい行為を罰しているのですが,その典型例として『見張り』をする行為をつきまとい行為としています(ストーカー規制法2条1項1号)。

GPSを使って人の位置情報を把握することが,この『見張り』に当たるのか争われたのがこの事件で,結論として高等裁判所は『当たる』としています。

語感から言って『見張り』と言うと目で見ているようなことを想定しますし,現に同じような事件で弁護人は「機器を用いた監視行為は『見張り』に当たらない。」と主張しています。

無論,行為の態様からすれば,GPSを使った動静の把握は見張りに該当すると思いますし,判断は妥当なものですね。

携帯電話などはGPSがありますので,あとは目的など(ストーカー規制法の処罰対象は「好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」ということで限定をかけています)で制限をかけていく方向になるのでしょうね。

なんにしても,非常に興味深い分野です。

さて,今週は水曜から人権大会で青森に行かねばなりません。

天気が気になるところではありますが,台風の動静を監視しても,「見張り」には該当しないですよね。好意は寄せてないので。

それでは。

 

宮本

アツ

こんにちは。

弁護士の宮本です。

このところ暑い日が続いていますね。今日は仙台でも35℃を超えているとか。午前中にランニングをしたら,かなりへばりました。

皆様も早め早めの休憩,水分補給を心がけてください。

さて,少し宣伝です。

今月から,TBCラジオの1コーナーに仙台弁護士会の弁護士が出演する試みをしています。

毎月第2,第4火曜日の午前6時30分から放送している「Goodモーニング松尾です」という番組のコーナーですが,午前8時30分から,「おはよう法律トーク」というコーナーで約10分間お話をすることになりました。

今月は10日と24日で,24日は憲法委員会の先生が憲法改正についてお話いただくこととなっています。

原稿を見せてもらいましたが,かなり難しい問題まで広げて,でもわかりやすく解説しているようでした。

特に,憲法改正国民投票に関するメディア規制なんかは,かなり際どい問題だと思うのですが。

明後日24日は,是非午前8時30分からの「おはよう法律トーク」を是非お聴きください。

それでは。

 

宮本

 

まじめなはなし

こんばんは。弁護士の宮本です。

日付的には昨日,私も末席にいる旧優生保護法弁護団で,宮城で2例目となる訴訟の提起を行いました。

かなり報道もされましたので,ご存知の方も多いのではないでしょうか。

今回の請求内容も,国の立法不作為を問題とする国家賠償請求です。

今後,来週21日にはホットラインを行い,まだ声を上げられずにいる方の相談を受け付けるとともに,今月末には全国で弁護団を結成する予定です。

事務局の先生は非常にお忙しそうですが,もっと機運が高まっていけばいいな,と思います。

今日は少し真面目な話でした。

それでは。

宮本