Monthly archives "6月 2021"

いつも、同じ話

こんにちは。
弁護士の宮本です。

昨日、夫婦別姓に関して、最高裁判所が大法廷で決定を出しています。
詳細はこちらに掲載されていますし、様々ニュースで掲載されているので、知っておられる方も多いと思います。

法廷意見は戸籍法の各規定は合憲である、という結論にしていますが、そのロジックとしては①平成27年の大法廷の判決で判断しており、その後の事情を踏まえても、違憲ではない、②夫婦制度をどうするかは立法政策であり、判断すべきものではない、と言うものです。

②はいわゆる司法消極主義、と言う話ですが、立法政策に委ねる、との点は既に1996年に答申があっても進まない点を、若干軽視しているように思います。

最高裁判所は憲法の番人であり、立法府と監視し、その過ちを是正するための違憲立法審査権なので、その考えをもう少し進めてもいいような気がします。

行政法の宇賀裁判官の反対意見が一番しっくりきました。

まずは感想めいたもので。

それでは。

どうだ,明るくなったろう

こんばんは。
弁護士の宮本です。

さて,今日は表現の自由,のお話です。
昨日,興味深い記事に接しました。

内容としては,新聞社が作成した風刺画について,風刺画の元となった作品の出版社が(若干の)苦言を呈した,というものです。

法律を学ぶ者にとって,憲法上の自由である表現の自由は,特に重要な意味を持っています。
言論の自由市場が果たして今日でも妥当するかは置いておいて,表現の自由を保障し,様々な意見・考えに接することで自らの意見を形成し,もって民主政治に寄与する,ということは,非常に重要なのだと思います。
その中で,マスメディア(本件は新聞ですが)が果たす役割は,インターネット発達以前に加えて下がったものの,いまだに大きな地位を占めているものと思います。
だからこそ,振るう力の大きさには,いつも気を使う必要があると思っています。

私も,弁護士として職務を行っていますので,自分が書いた書面が相手方に届いた際に,相手方がどのように受け取り,どのように考えるのかは,常に意識するようにしています。
そりゃ,友人からの手紙と同じように考えられんですよね。

その意味で,いまだ影響力の大きいマスメディアが,この風刺画を書いた際に,どのように読み手に受け取られるかについては,正直意識が及んでいなかったように思います。
無論,自由に表現することは重要ですが,表現は内心の自由と異なり,受け手が居るものであり,受け手に伝わってこそのものだと思います。

その意味で,出版社の批判はそのとおりですし,この批判を通じ,より表現内容が良い方向に進めば良いなぁ,とも思っています。

しかし,そうかんがえると昔の風刺画なんかは,メッセージ性も含めて秀逸だったな,と思う次第です。
表題は風刺画ではないにしろ,まだまだ絵柄ともに思い出せますものね。

それでは

宮本

 

おたまじゃくしDestiny

こんばんは。
弁護士の宮本です。

さて,更新がかなりご無沙汰になってしまいました。
反省ひとしきりです。

さて,このところ,少し忙しく動いており,日弁連の意見書の素案を校正したり,会内誌の原稿を起案したり,落ち着かない日々を過ごしております。
落ち着いて登山もできやしません。

このあたり落ち着けばなんとかなると思いますが,落ち着くまでは心休まらないですね。

ミシャクジ様に祈ることにします。

こんなエントリで投稿を稼ぐあたり,こすいと思ったりします。
それでは

 

宮本