Monthly archives "12月 2019"

謝謝🍆

こんばんは。

弁護士の宮本です。

本年も残すところあと2時間足らずになりました。

今年も皆様のお力添えのおかげで何とか過ごすことができました。

感謝申し上げます。

今年はいろいろ新しいことに挑戦した一年でした。

来るべき新年が皆様にとって祝福に溢れたものになりますように。

一年後、笑って「いい一年だった」と紅白を見れるようにしたいものです。

今日泉ヶ岳の頂上から見た日の出がきれいだったので、なんとなく頑張れるような気がします。

それでは。

 

宮本

 

後はどうにかなるさ

こんばんは。

弁護士の宮本です。

さて,今日は刑事事件のお話です。

先日,一審の裁判員裁判で死刑が出た事件で,高裁で無期懲役,その後最高裁でも原審維持という事件がありました。

判決文はここから確認することができます。

裁判員が死刑と認めた事件に関して,高裁で無期懲役になり,最高裁でもそれを維持する事件というのは,複数件あると思います。

そうなると,やはり市民感情を反映した裁判員裁判とはなんぞや,という意見が出るのもそのとおりですよね。

法曹からすると,行為したことを責められるのは,行為当時,事実を認識し,止めることもできたのにあえて行ったことに対する非難であると考えています。

だから,行為当時,事実をきちんと認識できていたか,自分の行動をきちんと制御できる状況だったか,ということは非常に重要だと考えています。

なぜなら,自分の行動を認識できていなかったり,自分の行動を制御できなかったとすれば,その行為を行ったことを責められないからです。

上記の最高裁判例では,覚せい剤の作用によってなかなか自分の行動を制御できなかったとする考えているようです。

無論,自分が制御不能になることを利用しようと思って覚せい剤を使用した場合には別の考え方があります。これを「原因において自由な行為」とか言ったりします。わからない方は知り合いの法学部生に聞くと,喜んで教えてくれますよ。

本件では最高裁は「死刑が究極の刑罰であり,その適用は慎重に行わなければならないという観点及び公平性の確保の観点」という点から無期懲役を選択しています(というか原審を支持しています。)。

前者はそのとおりなのですが,後者はつまり,これまでの判例法理に照らして,情状の余地がある以上,死刑は厳しすぎるということです。

裁判員の判断をひっくり返したところだけがピックアップされると,なんだか法曹としてはモヤモヤしたりするのです。

折しも,6人殺傷の熊谷の事件でも,死刑とした地裁判決を高裁が無期懲役にしたみたいで。

裁判官も悩んだりする,ということも少しは思い出してあげてください。

それでは。

 

宮本

 

外は濃藍色のたなばたの夜

こんばんは。

弁護士の宮本です。

仙台地方裁判所は高等裁判所所在地ということで,来年から民事裁判IT化を開始する特定庁になっています。

民事裁判IT化とはどういうことか,というと,これまで紙ベース行われていた裁判手続を,ITやOnlineを利用して行う,というものです。

来年2月からはこの民事裁判IT化の初期段階であるPHASE1が始まります。

このPHASE1とはどういうことなのか,というと,現在の法律の下で,運用でできる点を変えていく,ということになります。具体的には弁論準備手続など,今まで電話で参加できた期日について,Onlineでできるようにする,というものです。ちなみにWindowsのTeamsというアプリを利用します。

先日のODRのエントリでもお話しましたが,ネットは現在生活の隅々まで入り込んでいますので,IT化は必然の流れなんでしょうね。

もっとも,IT化をすることは,それに対応できない人を置いていく,という懸念もあります。

こうした懸念については,当会(仙台弁護士会)も意見表明をしております。

便利になることとは,利用できない人を置いていく,という点もあり,格差を広げやしないか,というところは普遍的なジレンマなのかもしれません。

いずれにしても,まだまだ議論の余地はあるように思えます。

さて,タイトルは何でしょう。コピペでググった方は,IT化の波には乗れるのでしょうね。

 

それでは。

 

宮本