Monthly archives "3月 2019"

花粉死すべし

こんばんは。弁護士の宮本です。

松田優作の映画のように言ってみたら,花粉が無くならないかと思いましたが,そんなわけ無いですね。

本日は南三陸町まで行ってまいりましたが,春の日差しが暖かく,軽快な道中でした。花粉が飛んでいることを除けば。

現在,宮城県には法テラスの臨時出張所が3箇所あるのですが,南三陸町はそのうちの一つが開設されています。

他の2つは東松島市と山元町にあります。

臨時出張所は震災相談に対応するために設置されたのですが,震災に関連するような相談は少なくなっている印象です。

「臨時」出張所なので,いつかは無くなることが予定されているのですが,無くなった時には復興が成っているか,と言われれば,なかなか次に続く言葉を探すのは難しいかもしれません。

それでも前に進むために,何が必要か,何をなすべきか。

考えさせられる春のドライブでした。

それでは。

宮本

明日は桧の木になろう

こんばんは。

弁護士の宮本です。

久しぶりの更新で恐縮です。

少し最近の話題を。

憲法では表現の自由が保障されています。21条1項ですね。

「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」としており,表現についてはもちろん無制限ではないにしろ(名誉毀損など他者との権利の衝突がありますので),最大限保障されている,と考えられています。

この表現の自由に関して「言論の自由市場」という考えもあります。「言論を自由にすることが,真理を発見し普及させるには最良の手段」と考える考え方です。

つまり,自由に発言し,他者にも発言を許すことで,結果,社会における最適解を見つけられるのではないか,ということですね。

ここまでが前段階で,さて,タイトルは「あすなろサンシャイン」という電気グルーヴの曲の歌詞です。

近時,芸能人が逮捕されると,その出演作品の発表,販売が自粛されるという傾向が続いています。

曰く,「素直に作品が楽しめない」,「犯罪者の資金源を絶つためには必要な措置である」ということのようです。

無論,こうした考えも全く頷けないわけではありません。

ただ,上記のように表現が自由なのだとすれば,犯罪が発覚する前の言論を,それこそ他者の権利と衝突しないのに制限してしまうのはよろしくないのではないか,と思っています。

SNSが普及した現在,企業としてはノイジーマイノリティに配慮するという選択は間違っていないと思いますし,行儀の良い言論が残るのは仕方のないものだと思います。

「不謹慎」だから,「よく思わない人がいるのではないか」というふわっとした理由で制限してしまうのは,非常に寂しいことですし,結果耳障りの良い表現しか残さない社会になってしまうのではないか,と思ってしまいます。

多様性を容認するのであれば,もっと雑多な表現があっても良さそうなものですけどね。

毒舌のキャラが受けるのは,そんな歪みからかもしれません。

少し愚痴が入りました。明日はそんな社会になっていることを願って。

 

それでは。

宮本