こんにちは。
弁護士の宮本です。
本日は先日ご紹介しました委員会活動で東京に行ってまいりました。
広報担当者の会議なのですが,なかなかに面白い会議でした。
いろいろな方法で弁護士会や弁護士の活動を広報する取り組みなどが紹介され,「あ,なるほどな。」と思った次第です。
広報にも知識が必要のようで,ここでもまだまだ知らないことが多いな,と。
写真は今度お目見えする日弁連のマスコットキャラクター「ジャフバ」のきぐるみです。
エアー型ということで,とても涼しげに聞こえますが,中はとても暑いようです。
見た目は涼しげ,ハートは熱くみたいな感じでしょうか。
いや余計なこと言いました。
それでは。
宮本
こんばんは。
弁護士の宮本です。
今日は法律の話です。
昨日,東京地裁で福島第一原発事故で避難を余儀なくされた方たちが,東京電力を相手に訴訟を起こした事件について,東京地裁で判決がありましたね。
これは福島の小高に住んでいた方たちの訴訟ですが,裁判では「生活基盤がある場所で安定的に生活する権利」が保護される利益かどうかが争われたようです。
昨日の判決では,生活基盤を形成し,人間関係を築きながら生活することを人格的利益として認めて,既払い分を超えた損害を認めています。
この源泉となっているのは憲法13条で,いわゆる幸福追求権の一内容ですね。
弁護団の弘中惇一郎団長は,「ふるさと喪失慰謝料」と表現していますが,生活基盤がある場所で安定的に生活する権利って,別にふるさとじゃなくても生じうるような気がします。
かく言う私も,地元を出てからかなりの時間が経っていますが,自宅のある仙台で居住できなくなれば,それは辛い思いをすると思うのです。
無論,実家に帰れない,となればそれは辛い思いをするでしょうし,実際にそうなっている福島の皆さんの心痛は察するにあまりあります。
震災から間もなく7年ですが,まだまだ終わらないものですね。
それでは。
こんばんは。弁護士の宮本です。
この所,本業が忙しく更新を怠っておりました。反省ひとしきりです。
今日は少し委員会活動についてお話しします。
弁護士は登録する際に必ず「弁護士会」に登録します。
弁護士会は,都道府県(+α)にある各単位会に登録することもそうですが,日本弁護士連合会に登録します。そうしないと業務ができません。
まず,私は仙台の弁護士会である「仙台弁護士会」に所属していますし,「東北弁護士会連合会」にも,もちろん「日本弁護士連合会」にも登録しています。
ちなみに,現在都道府県名を冠していない弁護士会(地方の会を「単位会」と言ったりします。)は,当会(仙台弁護士会)と金沢弁護士会のみです。ここ,テストに出ます。
そして,各弁護士会には「委員会」がありまして,単位会については概ね何かの委員会に入っています。
もちろん人によって委員会活動をするかどうかはバラバラなのですが,4つ5つの委員会には入っているのが通常だと思います。
また,単位会だけではなく東北弁護士会連合会にも委員会はありますし,日弁連にも委員会はあります。
「単位会」での委員会もあり,「東北」での委員会もあり,「日弁連」での委員会もある,というと,かなり委員会活動にも時間を割くこととなります。
かく言う私も,仙台弁護士会でも委員会活動があり,東北弁護士会連合会でも,日弁連でも委員会に所属しています。
これら委員会活動は本来の弁護士の業務に近いものもあればそうではないものもあります。
ただ,委員会活動は様々な人と交流し,それぞれの考えや活動を知る非常にいい機会でもあります。
自分の業務を離れ,色々な情報に接するのは楽しいですし,有益でもあると思っています。
ただ日弁連の委員会はほとんど東京で行うので,出張が増えるのが玉に瑕でしょうか。
最近はテレビ会議で委員会に参加することも可能ですので,以前より負担は少なくなりましたが。
とまれ,このような委員会活動を通じて,いろいろな情報を発信しておりますので、 少しでも皆様の元に届けば,と思う次第です。
タイトルはSMASHING PUMPKINSのアルバム名です。先日夢で収録曲であるTodayを演奏していたので,思いつきでタイトルにしてみました。悪しからず。